☆バタン諸島(イトバヤット島)
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バタン諸島イトバヤット島Raele村 |
■俗名:
一般名
kasiri
主にキダチトウガラシを示す名称
marrayem (: needle)
talugen (: the shape between an oval and
a trigonal pyramid)
トウガラシを示す名称
maxexed (: round)
kasiri nu mavakes (mavakes: woman or
girl)
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■特別な利用例:お酢に漬ける、葉を野菜としてよく利用する |
イトバヤット(Itbayat)島のSan
Rafael (Idiang)、Santa
Lucia (Kauhauhasan)、Santa
Maria (Marapuy)、Santa
Rosa (Kaynatuan) 、Raeleでキダチトウガラシの調査をしてきました。村の順番ではなく、僕の調査した順番(時間の流れ)で書いていきたいと思います。サブタン島と同じようにAlexander
A. Binalonに案内していただきました。非常にありがたかったです。イトバヤット島から小さな船でSiayan島へも行きました。そのときはほんとに死ぬかと思った・・・。昔太平洋へ渡った人たちはほんますごいと思いました。
・バスコ→イトバヤット(Sta.
Rosa、San. Rafael)
まずバタン島のバスコの街中にあるイトバヤット方面の船屋へ行きました。運賃は一人300ペソ。3時間半以上かかるといいます。僕は船酔いが心配なので、酔い止めはないか?とAlexに聞くと、するとあるというので買いに行き、二人ともそこで薬を飲みました。Alexもどうやら船に弱いらしい。そして船着場いき、船に乗り込んだ瞬間から床に寝転がり、酔わない、酔わない、と言い聞かせて床で寝転んでいること3時間半。ついにイトバヤットに着きました。酔わずにすんだ、と体を持ち上げると、まわりで女の子たちがげーげー吐いています。薬を飲んでてよかったー。船着場はかなりあぶなっかしく、おばちゃんたちはなかなか陸へあがれません。なんせイトバヤット島にはビーチがなく、島の周囲がすべて断崖絶壁なのです。無理矢理急な階段をつくってそこに船着場を用意した、という模様。船着場から少し登ったところに小屋があり、村までのバスを待つことにしました。そこにはAlexの知り合いがおり、せっかくなのでキダチトウガラシのインタビューをしました。一時間半ほどぼんやりバスを待ったであろうか、やっとトラックが来ました。村から折り返しバスコへ行く船へ荷物を持ってきたトラックです。それに乗り込んでやっとバランガイ(村)へたどり着きました。バスはなんとただでした。まずお昼ご飯を食べることにします。水牛のバーベキュー味。ついでにそこの女主人へインタビューしました。その後、これからイトバヤットで泊まるドミトリーへ向かいました。そこのおばちゃんは異常に話好きで、机に用意してある観光客用の地図の前であれこれ教えてくれます。べらべらべらーと話した後、インタビューさせていただきました。家の敷地の中にキダチトウガラシがあったので観察もしました。その後、今度はイトバヤットのMayorに挨拶をしにいきました。
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■Bascoの船着場
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■Itbayatへ向かう舟の中
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■Itbayat島上陸1(波で・・・)
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■Itbayat島上陸2
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■Itbayat島上陸3(階段急!)
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■待ちぼうけの間にインタビュー
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■お昼ごはん(スイギュウ)
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■ご飯屋さんの主人にインタビュー
(Sta. Rosa)
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■宿のおばちゃん(Sta.
Rosa)の自家製キダチ調味料と(左)
家のキダチトウガラシ(右上:真ん中の植物、右下:果実) |
その後町をぶらぶらし、Alexの知り合いに会いに行きました。その知り合いの方はサブタン出身でしたが、奥さんがイトバヤットの人だったのでインタビューしました。そこにはキダチトウガラシもあり観察させてもらいました。その後vais-Mayorに会いにいきました。お酒を飲んでいたので、きつい蒸留酒(彼らはジンと呼ぶ)を飲みながらインタビューしました。その後、昼飯を食べたお店に頼んでおいたご飯をホテルに持ってきてもらい、Alexとビール6本を買って来てのみはじめました。Dibang(トビウオ)の刺身、魚のシニガン、フィッシュボールを食べながらビールを飲んで、長い船旅の疲れをとりました。
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■ぶらぶらしていた途中の景色(San.
Rafael, Itbayat)
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■San. Rafael インタビュー
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■自家製キダチ酢漬け調味料
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■vice mayor にインタビュー
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■お酒のあてにいただきました
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■自家製のキダチお酢漬けで風味と辛味を追加
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■ビールのコップの準備→酒の肴が届く→そして就寝 |
・Raele、Yawran、San. Rafael、Sta.
Rosa
朝起きると、AlexやDanがおじさん二人と話していました。そこで、暖かい中国のお茶を飲みながら、年上のおじいさんにインタビューをしました。アワも持っているらしいが、今からはいそがしいから、また今度、ということになりました。朝ごはんを食べに出かけると、Danがそこで食べていました。干し魚(トビウオ?)とニュウメンみたいなのが入ったスープとご飯。その後、そこの店主のおばさんにインタビューしました。庭にキダチトウガラシがあったので観察。その後、バイクで一番遠くにあるバランガイRaeleへ向かいました。まわりの景色はほとんどが牧草地。まるでヨーロッパのどこかにでも紛れ込んだような気がしました。Raele途中に飛行場があったので、一応見に行った。今日の飛行機便で、僕のマニラへの飛行機のチケット代を、誰かにバスコへ持っていってもらわなければならないからです。
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■朝からインタビュー
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■朝ごはん(San. Rafael)
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■干し魚(トビウオ)
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■スープ
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■そして自家製キダチ酢漬け
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■San. Rafael インタビュー
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■庭のキダチトウガラシ
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■ちょうど果実を収穫した後でした
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■村の風景1
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■村の風景2
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■Raeleまでの途中の景色 |
Raeleの村へ入ると、まずAlexが知り合いの政治家へあいさつへいったので、その人にインタビューしました。畑にキダチトウガラシはあるようなので、畑を見せてもらおうと思いましたが、用事があるようで残念。次に村を歩いていると、おじさんが何やら荷物整理をしていたので、その人にインタビューしました。今日の船便でバスコへ行くらしい。庭のマンゴーの木の下に自生のキダチトウガラシがありました。マンゴーのまだ若いのをおやつに出してくれました。その後、ぶらぶらと畑付近を歩いていると、おばさんがいたのでインタビューしました。その途中、女の子が携帯を船着場に忘れた、といっておばさんのところへ来たので、Alexがバイクで連れて行ってあげていました(後から考えるとかなりの好みのタイプだったのであろう、かなりすばやい対応でした)。そこでおばさんに英語でがんばって質問をして情報を得ました。すると娘さんにまたマンゴーの若いのを取らせてきて、食べろといいます。今日はマンゴーデーやな。別れを告げぶらぶらしていると、その辺の畑にキダチトウガラシが自生していました。
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■Raeleの遠望1
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■Raeleの遠望2
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■Raeleインタビュー1
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■自家製キダチ酢漬け調味料
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■Raeleインタビュー2
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■マンゴーの下にキダチトウガラシ
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■右上の写真の花
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■上の写真の果実
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■Raeleの風景1
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■Raeleの風景2
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■Raeleインタビュー3
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■マンゴーを食べる子供
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■僕のために木に登ってマンゴー
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■まったりインタビュー風景
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■Raeleの風景3
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■Raeleの風景4
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■キダチトウガラシ自生1(Raele)(左の写真の真ん中にキダチ)
(右の写真はそのアップ)
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■キダチトウガラシ自生2(Raele)(家のまわりに点々とキダチが自生)
(右の写真はその果実) |
またとりあえずぶらぶらと町を歩き、Raeleに来てから二番目にインタビューをした家の前をとおりかかると、Alexの気に入った女の子がおり、Alexがそこにフラーっと行きます。そこでアワの話がでて、女の子たちが案内してくれることになりました。まず、あるおばあちゃんのところへ行くが、今は手元になく、畑にいけばあるから、ちょっと待ってと言われました。アワを持っていそうなおじいさんを紹介されたのでそこへ向かうと確かにアワを持っていました。脱穀用の杵と臼もありました。おばあさんのところへ戻ると、パイナップルを頂ました。少しして、先ほどの政治家の奥さんがお昼だと迎えに来たので、お昼を頂きにいきました。するとモチ米とウルチ米を1:2の割合で混ぜたご飯でした。少し色が赤っぽく、赤米なのであろうか。その他ココナッツクラブとトマト味のツナ缶詰でした。そうしていると、飛行機のプロペラ音がしたので、慌てて飛行場に向かうと、飛行機は飛び立った後でした。あちゃー。そこで、銀行のトランスファーを使って、Romiさん(Alexのお兄さん)の口座へ6000ペソ送り、Romiさんにお金を払ってもらうことにしました。その後、正午過ぎであまりにも暑いので、近くの小屋で休憩し、バランガイRaeleをあとにし、少し北に位置する次の村Yawranへ向かいました。
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■洗濯物をおっことしちゃった
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■ちょっと休憩
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■Raeleインタビュー4(アワの脱穀のやり方を教えてくれました)
(右:アワの穂)
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■スイギュウに乗ったおばあちゃん
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■川で洗濯
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■Alexのお気に入り |
■お昼ご飯(ココナッツクラブ) |
Yawran村に入ると、女性たちがなにやら工芸品を作っていました。お土産品を作っているらしい。つる性植物(イバタンlilit、サブタンnito、Lygodium
flexuosumか?)を使ってかごを編んでいました。そこで仕事をしていなかった男性にインタビューしました。お兄さんがキダチトウガラシが生えている場所に案内してくれました(大型の系統でした)。その後、お兄さんと一種に村を歩き、次のおじさん探し、インタビューしました。ここの庭にも大型系統のキダチトウガラシがありました。このおじさんはpalekの製造者であったので、palekについてもいろいろと話を伺い、1.5Lを25ペソで買い、先ほどのお兄さんも混ぜて、回し飲みをしました。おじさんは機嫌よくなり、日本の言語学者である山田幸宏先生から送られてきたというハーモニカを取り出し、自慢げに見せてくれて、気持ちよさげに吹いていました。
その後中心地にもどり、村をぶらぶらしていると、Alexの大学のときの友達であるAlbaのグループが酒を飲んでいたので、そこに参加しました。そこの庭にもキダチトウガラシの自生がありました。そのグループで一番年上の男性にインタビューしました。いつものまわし飲みが始まりました。Nesteaを飲む女グループにAlexと僕はまじり、男グループは蒸留酒(現地ではジンと言う)のストレートの回しのみをしていました。急に一人の子供が泣き始めます。自分だけなにやらお菓子がないらしい。そこでかばんに入っていたお菓子をあげるとすぐに泣き止みました。シニガンや乾燥dibang(トビウオ)などをいただきました。
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■中心地に戻ってきた風景1
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■中心地に戻ってきた風景2
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■Albaさんたちとお酒を飲みながらインタビュー(右:つまみ)
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■家の敷地に自生しているキダチトウガラシ(中央よりやや左)
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■お菓子をあげたら泣き止みました |
■ご家族 |
・San. Rafael、Sta. Lucia、Sta.
Rosa
朝ごはんを食べて少しそのあたりを探してみると、キダチトウガラシを発見しました。使われていない家屋の、しかもコンクリートとコンクリートの間から生えており、自生のよい例でした。昨日約束していたおじさんと一緒におじさんの畑へ向かいました。畑にキダチトウガラシがあるから見せてくれるのです。宿泊施設から歩いて20分くらいでおじさんの畑に着きました。途中は牧草地が多かったですが、イネの畑も見ることができました。一年目にイネを植えた後、トウモロコシを植え、トウモロコシを収穫した後はトウモロコシの残った茎を支柱としてuvi(ヤムイモ)やdukay(トゲイモ)を植え、最後の年はwakay(サツマイモ)を植え、放棄するらしいです。山道をてくてく歩くことができて幸せでした。おじさんの畑にはたくさんキダチトウガラシが自生していました。蔬菜の畑だったらしく、放棄して一年経過していたみたいです。一年とは思えないくらいうっそうとしていました。Dukayの畑などをみてから、ぼちぼちと帰りました。村まで帰ってくると、僕らはインタビューをするために、おじさんとわかれ、まだ行ったことのないバランガイSta.
Luciaへ向かいました。
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■Sta. Rosaの朝の風景1
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■Sta. Rosaの朝の風景2
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■家の前の自生キダチトウガラシ
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■まだ若く花・果実なし
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■廃墟の家の前に自生キダチトウガラシ(右下:茎が出ている場所)
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■畑へ行くまでの途中の景色(Itbayat島)
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■畑の入り口
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■緑型のキダチトウガラシ
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■黄緑型のキダチトウガラシ
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■いったいどこが元畑なのかな?うっそうとしておりよくわかりません
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■帰り道の途中の人々 |
Sta. Luciaで早速男性にインタビューしました。二種類(毛がある、毛がない)のアワの情報も入手できました。少し村を歩くと、Alexの友人の女性を出会いましら。その人の知り合いのおばあさんにインタビュー。そのおばあさんは1971年の同志社大学のバタンでの調査にきていた「おのさん」という名前を覚えていました。僕と同じく農業に関することをなんかしていた、といっていました。おもわぬところで過去の日本の調査の話に出くわすものです。Alexがイトバヤットの新しいMayorを探し、Mayorは忙しそうにしていましたが、インタビューしました。キダチトウガラシを探していると自生個体が見つかったので観察。村をくるっとみてまわってから昼食を取りに宿泊施設へ帰りました。とりあえず暑い。思いのほか体力を消耗すします。
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■Sta. Lucia の風景1
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■Sta. Lucia の風景2
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■Sta. Lucia インタビュー1
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■キダチトウガラシ自生1(真ん中)
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■Sta. Lucia の風景3
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■Sta. Lucia インタビュー2
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■キダチトウガラシ自生2(右上:果実、右下:そのほかにも自生が)
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■Sta. Lucia インタビュー3
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■Sta. Lucia の風景4
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■Sta. Lucia の風景5
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■Sta. Lucia の風景6
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■生垣に植えられるキダチ
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■左のアップ
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■お昼ごはん |
■スイギュウの肉 |
昼食を取った後、また違う村をキダチトウガラシを探しながら見てまわります。キダチトウガラシの若い個体を見つけたのでそこでインタビューしました。そこの89歳のおばあさんはおもしろいことをいっていました。第二次世界大戦中、日本人がある民家をたずね、ヤセ(出せ!かな?)という。ヤセはイバタン語である雑草なのでそれを渡すと、日本人はバカヤロー、と怒る。そうすると今度村人はウシ(スパニッシュでバカという)を連れてくる。すると日本人はよろこんで、ありがと、という。今度は村人はまな板(響きがありがと、に近いらしい)をもってくる、といった話。非常にうまくできた笑い話でした。もう少し村を見て回ると、Alexが知り合いの工芸品を作っている夫婦の家へ入ったので、そこでインタビューしました。晩御飯まで少し時間があったので、一応観光スポットになっている場所へ向かいました。その途中でキダチトウガラシの自生個体を何回か確認しました。その観光スポットは、第二次世界大戦中に日本人が作った(実際につくったのは現地の人だろうが)砲台です。高台に作ってあるためとても眺めがよかったです。でもかなり急な階段を150段ほど登らなければならず、またコケが生えて滑りやすくなっていたので、下りはかなり注意をして降りました。その後、村の畑でC.
annuumを観察したしたあと宿泊施設へ帰りました。
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■Sta. Rosa インタビュー1
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■お庭にキダチトウガラシ
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■キダチトウガラシの幼個体1
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■キダチトウガラシの幼個体2
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■Sta. Rosa の風景(イトバヤット島)
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■キダチトウガラシの自生(Sta.
Rosa)
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■Sta. Rosa インタビュー2(イトバヤット島)
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■日本時代の砲台へいく道
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■砲台
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■砲台からの景色1
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■砲台からの景色2
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■自生キダチトウガラシ(真ん中)
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■そのアップ
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■トウガラシ(C. annuum) |
■左の写真の果実 |
今日もAlexの友達のAlbaさんに招待されています。誰かが亡くなって明日で9日目になり、集まりがあるので、その準備をしていました。ニンニクの皮をむく集団、ウコンをすりおろす集団がいました。ウコンをすこし味見してみましたが、とりあえず困ったのはその後手と歯が黄色く染まったことでした・・・。ウコンはご飯を黄色くするのに使うらしいです。明日のパーティーは牛一頭(すでに連れてこられてつながれていた)、ブタ一頭、米150kgを使うらしい。すごい。ついにdrinking
sessionがはじました。トビウオの焼き魚をあてに、女性4人との飲み会。明らかに僕とAlexの飲む量が増えます(回し飲みの時の量)。その後tipuho(パンノキの一種)のサラダや魚のスープがでてきました。すると何やらはじまった。人々が集まって、キリスト教のお経を唱えています。荘厳な雰囲気です。30人以上いるでしょうか、子供たちもおとなしく(つまらなそうではあるが)しています。ある女性が文句を唱え、あとでみんなが続く、というのが10分以上続いたあと、亡くなった方の一番近い人であろうか、女性が一人で文句を唱え、それも15分くらい続いた後、最後はみんなで歌を歌い、終わりました。その後またdrinking
sessionが始まりましたが、僕は途中で抜け出し、傍の家で寝転がって子供たちとテレビを見ながら楽しみました。
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■ウコンを摩り下ろす
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■ニンニクの皮むき
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■宴会
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■宴会の食事
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■テレビを見る男の子たち
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■テレビを見る女の子たち
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■飛行場の吹流し |
■飛行機(8人乗りくらいだった) |
・Siayan島(番外編)
今日はSiayan島に行きます。無人島です。Danに連れて行ってくれる人を探しに行ってもらうと、?ペソで連れて行ってくれる人がいまいた。Siayan島はいったいどんなところなのだろう?キダチトウガラシはあるのかな?と思ってわくわくします。バスに乗り込み、船着場へ向かう。バスをおり急峻な坂を下っていくと、漁船用の船着場がありました。それにしてもイトバヤットは岸壁ばかりでビーチがありません。船の準備はできており、すぐに出発となりました。僕、Alex、Dan、Danのアシスタント、船員3人の7人パーティー。一番後尾に僕、Dan、Alexが座る。いざ出向。エンジン音がうるさく、しかもものすごく振動します。目が振動で焦点があわず、なぜか鼻がむずがゆくなる。僕だけかと思っていたら、DanもAlexもだったので安心しました。はじめは余裕。写真を撮り、船旅を楽しんでいましたが、なにやら怪しげな景色が左手に見える。明らかにあそこは時化ている。雨が降っている。そう思ってかばんをだかえ、雨に備えると案の定、大雨。そのせいかどうかわからないが、今度は船がえらく前後に揺れます。どんぶらこ、どんぶらこ、というかんじ。船員の一人は船首にはじめ余裕で座っていたが、最初手で船をにぎりはじめ、とうとうやばいと思い船の真ん中に来ました。あー神様、お願い。Alexは十字を切っています。僕も覚悟を決めていると、波はそれほどでもなくなり、一安心。ただまた左手に時化が見えます。またまた大雨だ。みんなべちょべちょになりながら、やっとSiayanが見えてきました。しかし、島が見えてからも長かったです。1時間10分の船旅をこうして終わりました。
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■船着場へ向かう(イトバヤット)
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■舟を海へずりずり1(イトバヤット)
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■舟を海へずりずり2(イトバヤット)
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■さあ乗り込もう
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■舟の様子1
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■舟の様子2
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■通り抜けた時化(こわかったー) |
■Siayan島に上陸(岩に飛び移る) |
Siayan島に上陸。船員三人組は漁にでかけました(いや正確には、漁に行く船に便乗させてもらったと言った方がいいかな)。陸がなんと安全な場所なのであろうと感動しました。とりあえずビーチをめざしました。急ながけを登り、島を見渡すと牧草地があります。イトバヤットも一望できました。そしてビーチ!とりあえずビーチへ向かい、みんなびしょびしょの服を木にかけて乾かすことにしました。Danは早速ビデオをまわしています(いままで言っていなかったかもしれませんが、彼はバタン諸島の自然環境を調査する人です)。Alexは浜へ向かい、Danのアシスタントは米を炊くための薪を探しにいきました。僕もとりあえずその辺を適当にみてまわります。無人島と聞いていましたが、人が一人いました。早速キダチトウガラシについて聞いてみました。ビネガー漬けのキダチトウガラシを持ってきてくれましたが、植物は見たことがない、とのことでした。やはり鳥は運んでこないのかな?残念。またぶらぶらしていると、Danのアシスタントが火をおこしています。すると今度はさっきのおじさんが釣りをはじめました。おもしろいように釣れる。大きい魚が釣れたときは、さすがににやっとこっちを見ました。
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■イトバヤット島を望む
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■Siayan島風景1
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■ビーチを目指し→
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■濡れた服を木に干す
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■岩(溶岩みたい・・)がごろごろ
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■その辺の木を集めご飯を炊く
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■魚を釣るおじさん
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■すぐに釣れる
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■大きいのを釣るとニヤっ |
■タコノキの仲間 |
米を炊いている間、島を探検するためにもう一つのビーチを見に行くことにしました。途中ウミガメの甲羅が落ちていた。誰かが食べたのだろう。違法行為らしいです。途中Alexは脱落して休憩。Danのアシスタントは先ほどの三人組みの漁師から魚を受け取り、Alexに渡した後、姿が見えなくなりました(どうやら貝やらカニやらを捕まえていたようです)。Danと二人で歩き、全部で一時間ぐらい歩いたであろうか、そろそろ戻ろうかという話になったとき、男たちの集団を発見。何をしているのか聞きに行くと、ココナッツクラブを採っているらしいです。山の中を歩いている人たちなのでキダチトウガラシが生えているのをみたことあるか?と聞いてみましたが、ない、との答えでした。またまた残念・・・。Danと二人で帰り、Alexと合流してもとのビーチを目指します。
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■次のビーチへ向けて出発
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■ウミガメ類の甲羅・・・
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■途中の景色
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■目的地の次のビーチ
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■海岸の植物1
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■海岸の植物2
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■もう少し先へ行ってみる1
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■もう少し先へ行ってみる2
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■Siayan島よりも北の島々を望む
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■ココナッツクラブを探す家族
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■乗ってきた漁船が漁をしています |
■白い砂浜 |
途中船が見える。Alexが何やら興奮している。サブタン島の船らしい。僕たちも近くにいき、おじさんと話をします。Alexは手に持っていた魚の鱗を落とし始めます。するとDanのアシスタントも合流し、魚をさばく。ご飯を炊いた釜で、今度は魚のスープを作ります。ニンニクを炒めた後、水を入れて魚を入れて塩で調節するだけ。魚を炊いている間、先ほどのココナッツクラブ採取の集団が、魚を釣っていたおじさんの家にいるということで見に行きました。Danは夢中でビデオをまわしていました。キャンプに戻ると、AlexとDanのアシスタントがカニをほおばっていました。また、サザエみたいなのも焼いていました。その貝を食べてみると、やはりサザエみたいでした。ご飯と魚のnilanegを食べる。本当においしい。幸せのひとときでした。そうしていると、さきほどのサブタンメンバーの一人が網で魚を取っています。バタン諸島では伝統的な漁法。なんどかやっていると魚を捕まえていました。そうすると雨が降り始めたので、石の下に隠れました。そのままみんなで昼寝。
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■サブタン島の猟師たちと出会う
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■魚のウロコを落とす
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■サブタン島のおじさn(一番右)
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■魚のスープを作る準備
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■ココナッツクラブの集団の食事
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■彼らの食事
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■彼らが捕ったココナッツクラブ
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■彼らが捕ったカニ類
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■魚を煮ながらカニをむさぼる
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■魚スープ(めっちゃうまい)
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■サザエみたい
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■食べてもおいしかった
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■ご飯と魚スープ(nilaneg amung)
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■Danが食べている様子
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■伝統的漁。網を持って歩き→ |
■バッと網を投げる |
漁師との待ち時間になり、Siayan島をあとにしました。帰りは天候もよく(逆に太陽があつすぎる)、船も安全な感じがしました。漁師の一人が魚の鱗を落とし始めます。するとDanのアシスタントが手伝い始めます。漁師は魚をさばき始め、内臓をとりだし、海に捨て、魚を海で洗い、かごにためていきます。すると船が思わぬ方向へ向かう。よくよく見ると、船をあやつっているおやじさんが居眠りをこいている。一度起こしたがそのあと何度も居眠りをこいていました。帰り道はイトバヤット島のぎりぎりを運行してくれ(僕らのためか、それともいつもそうなのかはわかりませんが)、景色を楽しみました。帰りは2時間以上かかり、港に戻りました。みんな船から下りると、そこにいる人々みんなで船を綱で引きずりあげます。掛け声をかけながら、どんどんとあげていく。そして定位置に安置されました。なにやら魚を分配しています。子供たちに少しずつわけているようです。
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■舟へ向かう1(右奥:イトバヤット)
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■舟へ向かう2
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■Siayan島さらば1
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■Siayan島さらば2
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■いねむりこいて舟漕いで・・・
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■イトバヤット島のそばをゆく1
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■イトバヤット島のそばをゆく2
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■イトバヤット島のそばをゆく3
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■イトバヤット島に到着
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■舟を接岸
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■捕った魚をあげる
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■子供たちは海へ飛び込み遊ぶ
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■さあ舟の引き上げだ
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■引き上げ2
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■引き上げ3
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■引き上げ4
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■引き上げ5
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■引き上げ6
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■引き上げ7 |
■安置 |
宿泊施設へ戻ると、漁師のおじさんたちが6匹も魚をくれました。とりあえず4人で1.5Lコーラを飲んでのどの渇きを癒します。するとDanの知り合いの人とミセスCanoが話しをしており、その知り合いのお姉さんが魚のシニガンを作ってくれるということで、僕らはお酒を用意して待ちます。ミセスCanoの家によく出入りをしているおじさん、Alex、Dan、Danの知り合い、僕の五人で酒を飲みます。その途中、Danの知り合いのお姉さんがギターと持っているということで持ってきてもらいました。チューニングをし、イバタンの歌を歌ってもらいました。歌が僕を眠りにいざないます。よほど体が疲れたのでしょう。船旅に加え、強烈な太陽。楽しい一日だったー。
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■もらった魚
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■とりあえずコーラで喉を潤す
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■宴会1(イトバヤット) |
■宴会2(イトバヤット) |
☆イトバヤット島のまとめ
イトバヤット島ではトウガラシ属全般のことをkasiriと呼んでいました。トウガラシ(C.
annuum)はmaxexed(丸い)、キダチトウガラシはmarrayem(針)やtalugen(三角錐みたいなの)など形で呼び分けていることに特徴がありました。
(Reference)
ご意見・ご質問
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